山でのファーストエイドについて
勉強してみましょう!①
 
1.  ファーストエイドとは
2.  事故・けがの原因と予防
3.  登山の準備(再確認)
 
1. ファーストエイドとは
「けがをしたり急病になった人に対して、ただちにおこなうケア」である。
単にけがをした人に包帯をまいたり、副木で固定したり、きびしい環境から守るだけではなく、けがをした人の精神的(痛み・気がかり・不安・心配・恐怖)・肉体的に全体としてささえるということも含まれている。
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手当て+話しかけてあげる相手になってあげる。
 
2. 事故・けがの原因と予防
事故とけが
事故とはできごと、あるいは事件を意味します。
けがとは人体の傷害を意味します。
 
平成21年中における山岳遭難(事故)の概況
発生件数 1,602名 遭難者数 2,085
都道府県別 長野県 173件 北海道 162件 富山県 122
山岳遭難の特徴
登山 55.9% ハイキング 5.8% スキー登山2.7%
原因 道迷い43.5% 滑落15.6% 転倒12.4% 病気7.0% 疲労6.2%
年齢層 40歳以上76.8% うち55歳以上は60.2%
単独登山者 死者・行方不明は全体の24.0% 
遭難件数に占める通信手段
59.8%が携帯電話からの救助要請
※携帯電話は通話エリアが限られているが、ちょっとづれると電波がつながることも!
 
未然防止策
  登山計画書の作成・提出
気象条件、装備、食料、体力、体調、登山の経験と山岳の選び方、登山コース、日程等に配意して、余裕のある、安全な登山計画書を作成し提出する。
また、単独登山はできるだけ避け、信頼できるリーダーを中心とした複数人による登山に努める。
  危険箇所の把握
計画を立てるとき、滑落等の危険箇所を事前によく調べる。
  状況の的確な判断
視界不良・体調不良時等には、滑落、道迷い等のおそれがあることから、状況を的確に判断して早めに登山を中止するよう努める。
  滑落・転倒防止
滑りにくい登山靴等の着用、ストック等の装備を有効に使用するとともに、気を緩めることなく常に慎重な行動に心がける。
  道迷い防止
地図とコンパスを有効に活用して、常に自分の位置を確認するよう心がける。
 
単独登山の場合、上記以外の対策として
危険な行為・計画を避ける。
   万が一の事態に対応できる用具をもつ。
  情報収集を怠らない。
   そのほかに
なるべく人より早い出発を心がける。
ワンランク上の装備(装備の軽量化など)
 
 
3.登山の準備
絶対に欠かせない10の装備(基本)
1.  地図 2.磁石 3.ヘッドランプ(予備電池) 4.予備の食料
5.雨具  6.サングラスと日焼け止め  7.ポケットナイフ
8.防水性マッチ(ライター) 9.ろうそくなどの火種になるもの
10.ファーストエイド・キット
絶対に欠かせない10の装備プラス5
1.  水筒() 2.断熱性の高い敷物 3.ツェルト
4.レスキューシート 5.信号装置(笛・鏡)
 
※携帯電話は必需品!
 
ファーストエイド・キットの中身は
ばんそうこう、滅菌ガーゼ、脱脂綿か生理用ナプキン、伸縮性の包帯、粘着テープ、三角巾、鎮痛薬、軟膏、湿布剤、消毒液、綿棒、ゴム手袋、毛抜き、安全ピン、ハサミなど、他に個人が常用している薬
人によって中身は違ってきます。
※雨にぬれないよう対策をとる。