山でのファーストエイドについて③
勉強してみましょう!
 
6.  三角巾、ポイズンリムーバーの使い方
 
 
 
6.三角巾、ポイズンリムーバーの使い方
三角巾の使い方
 
三角巾の使い方は、手当てする個所によって異なります。
   腕のつり方
①角巾をあてます。
②背中で結びます。
③腕を包んで頂点を背中へもっていきます。
④背中にもってきた頂点と②で結んだところを結んでできあがりです。
 
手の包み方
①角巾頂点を折り、指を包みます。
②巻きつけるように手を包みます。
③反対側も同じように包みます。
④結んでできあがりです。
 
頭部の包み方
①角巾の頂点を折ります。
②折り目を額にあてます。
両端を1周させてしめます。
④前で結びます。
⑤後ろに出てる部分を折り入れてできあがりです。
 
目の場合
①角巾を三回程度折りたたみます。
②片目の場合は、片目に①をあてて、1周させて結びます。
③両目の場合は、両眼に①をあてて、1周させて結びます。
 
 
写真や図がないと分かりにくいですね!すいません。足の捻挫等にも利用できます。
 
ポイズンリムーバーの使い方
毒虫などの被害を受けた時...
 
応急の手当てがすぐにできるように使用方法を知っておきましょう
1.  かまれたり、刺されたりしてもあわてない。騒がない。
(動き回ると体内への毒の拡散が早まります)
2分以内に応急手当てが必要です。
蛇にかまれた時は15分後の使用では効果が少なく、30分後では効果がほとんどありません。
2.  毒性の強い毒蛇などにかまれた時は、体内への毒の拡散を遅らせるために傷口の上(心臓に向かって)510cmのところで関節を避けてタオルなどで指が1本入るくらいにしっかりと締めて、血液の循環を弱めて下さい。又、血液の循環を完全に止めないよう1015分毎に90秒づつタオルを緩めて下さい。
3.  ナイフやメス・ピンセットなどで傷口を拡げないで下さい。
但し、傷口付近に体毛がある場合には、吸引効果を高めるため安全カミソリなどで毛をそって下さい。(感染症などの原因になります。)
4.  マウスピースには小口径と大口径があります。
イメージ 1
幼児の指のようなところには、径の小さいマウスピースの面を使用して下さい。
5.  吸引の仕方
まず、マウスピースを傷口にあてピストンレバーを引き上げ約6090秒そのままにしておきます。すると皮膚の表面はカップ内に吸引(バキューム作動)されます。時間がたったらピストンレバーを押し下げ初めの位置に戻し吸引を終了して下さい。引き続きこのバキュームを数回繰り返して毒液を抽出して下さい。
※本体は洗わないようにして下さい。
 
 
参考図書等
山でのファーストエイド ・知っておきたい野山歩きの常識・
平成21年中における山岳遭難の概況 警視庁生活安全局地域課
山と渓谷 2009.11・三角巾の使い方・ポイズンリムーバー説明書
 
皆さんも参考にしてみて下さい。
山岳会での講習会を開くためにまとめたものです。